オンライン授業の落とし穴

先日、オンラインの会議で、自分の写真を画面に映し、その後ろでビールを飲みながらくつろいでいたところ、自分の写真が風で倒れ、くつろいでいる姿があらわになった面白ビデオをTV番組で見ました。

 

TV番組では大笑いだったのですが、私は正直、笑うことができませんでした。

 

なぜなら、かねがね「オンライン」には課題があると思っていたからです。

 

昨年、オンライン授業で次のようなことがありました。

 

➀小学4年生男子のケース

訪問指導からオンライン授業に切り替えたご家庭です。

訪問指導では、少し難しい問題でも、頑張ってその場で解こうとしてくれていたのですが、オンライン授業に切り替えてから、隣の母親にすぐに答えを聞くようになり、粘り強く考えることを放棄してしまいました。

 

➁中学2年生男子のケース

こちらも訪問指導からオンライン授業に切り替えたご家庭ですが、オンライン授業での演習の答えをすべて写していました。

この生徒は当初指導がうまくいき、中学1年生から中学2年生に上がった時に、特進コースに上がりました。

上のコースでの初めての定期考査に向けて、とても力を入れて指導していたのですが、ふたを開けると惨敗でした。

惨敗の原因を調べたところ、オンライン授業で行った演習の答えをあろうことがすべて写していたのです。

もともとさぼり癖があったのはあったのですが、私はあまりのショックで、この生徒の指導をおりてしまいました。

長い指導人生で初めてのことです。

(私は原則、途中で仕事を放棄することはありません。責任を持って指導をしていますが、オンライン授業のリスクを知っていただきたいので、あえて赤裸々に告白させていただいています。そこだけ誤解のないようにお願い致します。)

 

 

これらの経験から、オンライン授業には、訪問指導、対面授業とは性質の異なる課題を感じていました。

以前のブログで、生徒の指導は「性善説よりも性悪説の方がうまくいく」と書きましたが、その信念を強くした出来事でもあります。

 

特に、➁の中学2年生男子にはよからぬものを感じていたので、ご家庭には「書画カメラ」を購入するようにススメていましたが、結局最後まで購入してもらえませんでした。

 

今、私の授業では「オンライン授業」の場合は、書画カメラの購入を条件とさせていただいています。透明性を確保するために、やはり、生徒の手元が見える「書画カメラ」が不可欠です。

 

もし、同様のご不安をお持ちのご家庭、同業者がいらっしゃいましたら、「書画カメラ」の利用を強くおススメします。

 

今なら私が購入した時よりも、随分お求めやすいものが増えています。

 

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