私は、長年にわたり子どもたちの学びと受験に向き合ってきました。大手進学塾での指導経験を経て、2013年からは家庭教師として、一人ひとりの生徒とご家庭に寄り添ってきました。25年以上、学びの現場を見続けるなかで、強く感じるようになったことがあります。
それは、教育の問題は、単に成績や受験のテクニックだけでは語れないということです。子どもが伸びるかどうかは、本人の努力だけでなく、家庭の空気、学校のあり方、社会の価値観、そして教育制度そのものの影響を大きく受けています。
現場で子どもたちと向き合っていると、目の前の課題の奥に、日本の教育そのものの姿が見えてきます。なぜ今も点数がこれほど重視されるのか。家庭はどこまで教育を担うべきなのか。教育行政の理想と現場の現実は、なぜずれてしまうのか。
このサイトでは、日本の教育の歴史を振り返りながら、家庭教育の役割、教育制度の課題、そして現場で感じてきたことをもとに、教育そのものを考えていきます。受験や勉強法も扱いますが、それはあくまで教育の本質を考えるための一部です。
答えを一つに決めつけるつもりはありません。ただ、子どもたちの学びがより良いものになるために、家庭・学校・社会のあいだで、教育をもう一度ていねいに見つめ直したい。その思いで、このサイトを続けていきます。