【入試問題】灘2021理科[4]と灘2009理科[3]の類似性ついて

灘2021理科
これは最新年度の灘中学理科の入試問題で電流の問題です。解答解説は以下の通りです。
(問1) 電池3個のときのグラフの数値を読み取ります。 答え.0.8
(問2) 図2の回路は豆電球が並列です。豆電球の個数が2個なので2倍になります。 答え.2
(問3) 図3の回路は豆電球が直列です。乾電池は10個ですから、豆電球1個あたり、乾電池は5個となります。乾電池5個のときのグラフを読み取り、豆電球が2個なので2倍します。 答え.13/19
(問4) 豆電球の抵抗を考えると難しくありません。 答え.う>あ=い
(問5) 図1と図3を並列に組み合わせた回路です。 答え.32/19
(問6) 電流の大きさを考えると難しくありません。 答え.か>え=お
(問7) 難問です。「か」に流れる電流が「え」と「お」それぞれに流れる電流の2倍であることに着目します。そしてグラフを見見て、電池7個で電流が1.6A、電池3個で電流が0.8Aであることに着目します。電池7個、豆電球1個の回路は電流が1.6Aです。電池3個で、豆電球が2個の並列回路の電流も電流が0.8×2=1.6Aになります。これらの2つの回路を合体させると図5の回路になることがわかれば解けます。 答え.16/19

灘2009理科
解答解説は以下の通りです。
(問1) 表の数値をグラフにマッピングするとわかります。 答え.ア
(問2)
(1) 電池が10個のときの電流計の数値です。 答え.40mA
(2) 豆電球2個の並列回路につき、(1)の2倍となります。 答え.80mA
(3) 豆電球2個の直列回路につき、豆電球1個につき乾電池を5個と考え、電池が5個の時の数値を答えます。 答え.26mA
(4) 電池7個と電池3個の電流の差を答えます。 答え.13mA
(5) (1)と(2)を組み合わせた回路です。豆電球1個、電池9個の回路は電流が38mAです。並列の豆電球2個と電池3個の回路も電流が38mAです。ドッキングすると(5)の回路になります。
答え.38mA

2021年度の問題と2009年度の問題の発想はとても似ており、特に2021年度の(問1)~(問3)、(問5)と2009年度の(問2)(1)~(3)、(5)は、全く同じ問題と言えます。
このように、過去問をしっかり取り組んでおくと、よく似た切り口の問題に出会う機会が増えます。
ですので、学校別対策の中心軸は「過去問対策」です。各塾の予想問題も悪くないですが、何より第一志望校の過去問は優先的に取り組むようにしましょう!


