【2021年夏】おススメ!文学的文章15作品!




2021年度入試によく出題された作品を中心にピックアップしました。短編集が比較的多く、読みやすい作品が多いです。作品テーマもなるべく小学生にもわかりやすいものをチョイスしております。是非、夏の読書のご参考にしてください!

➀いとうみく『朔と新』

兄の朔(さく)が1年ぶりに家へと帰ってきた。朔と弟の新(あき)は、一昨年の大晦日、父親の故郷で正月を迎えるために高速バスで仙台に向かい、バスが横転する事故に巻き込まれた。朔は視力を失い、盲学校での生活を送っていたのだ。大晦日に帰省することになったのは、新が母親と衝突したことが原因だった。本来の予定より一日遅れでバスに乗ったのが、運命を変えたのだ。
中学時代、新は長距離走者として注目を浴びていたが、ランナーとしての未来を自ら閉ざし、高校に進学した後も走ることをやめた。
そんな新に、突然、朔が願いを伝える。
「伴走者になってもらいたいんだ、オレの」
激しく抵抗する新だったが、バスの事故に巻き込まれたことへの自責の念もあり、その願いを断ることはできなかった。かくして兄と弟は、1本のロープをにぎり、コースへと踏み出してゆく――。

➁辻村深月『家族シアター』

・「妹」という祝福
・サイリウム
・私のディアマンテ
・タイムカプセルの八年
・1992年の秋空
・孫と誕生会
・タイム・マシンの永遠
以上7編からなる短編集で、どれも家族をテーマにした心温まる物語です。

➂藤野恵美『淀川八景』

泣いても笑っても、大阪!地元・大阪をこよなく愛する著者だから書けた、涙と笑いの八つの物語。大阪で生まれ育った著者が愛しい風景を明るく、切なく温かく描きだす。

「あの橋のむこう」:東京で働く私は、年に一度だけ妹に〈プレゼント〉を渡しに帰省する。
「ポロロッカ」:すれ違い始めた妻の気持ちを思いながら、夫は淀川源流を目指し歩く。
「趣味は映画」:高校生の自主制作映画の主演なんて、黒歴史確定だよな……。
「ザリガニ釣りの少年」:いじめをした。最低の気分や。なんで、やられてお前は平気な顔なん?

――など八篇収録。

➃津村記久子 『サキの忘れ物』

ある日、千春はバイト先の喫茶店で客が忘れていった一冊の本を手にする。それは誰からもまともに取り合ってもらえなかった彼女がはじめて読み通した本となった。十年後、書店員となった千春の前に現れたのは。人生は、ほんとうにちいさなことをきっかけに動きだす。たやすくない日々に宿る僥倖のような、まなざしあたたかな短篇集。

➄重松清 『小学五年生』

クラスメイトの突然の転校、近しい人との死別、見知らぬ大人や、転校先での出会い、異性へ寄せるほのかな恋心、淡い性への目覚め、ケンカと友情―まだ「おとな」ではないけれど、もう「子ども」でもない。微妙な時期の小学五年生の少年たちの涙と微笑みを、移りゆく美しい四季を背景に描く、十七篇のショートストーリー。 一篇が原稿用紙15枚程度と短いながらも、人物描写や情景の描かれ方の完成度が高いと評判を呼んだ。中学入試の問題や大手塾の模試にこの短篇から出題されることでも注目度の高い作品で、小中学生はもちろん、「かつて小学五年生だった大人」にはとくにおすすめしたい。

➅朝比奈 あすか『人間タワー』

二者択一を迫られる世界でもがく小学生。胸を衝く物語!
運動会の花形「人間タワー」の是非をめぐるノンストップ群像劇。教師、生徒、親、無数の思惑を巻き込んで想像を超えた結末が訪れる!

➆馳星周『少年と犬』

2020年直木賞受賞作。
傷つき、悩み、惑う人びとに寄り添っていたのは、一匹の犬だった――。
2011年秋、仙台。震災で職を失った和正は、認知症の母とその母を介護する姉の生活を支えようと、犯罪まがいの仕事をしていた。ある日和正は、コンビニで、ガリガリに痩せた野良犬を拾う。多聞という名らしいその犬は賢く、和正はすぐに魅了された。その直後、和正はさらにギャラのいい窃盗団の運転手役の仕事を依頼され、金のために引き受けることに。そして多聞を同行させると仕事はうまくいき、多聞は和正の「守り神」になった。だが、多聞はいつもなぜか南の方角に顔を向けていた。多聞は何を求め、どこに行こうとしているのか……
犬を愛するすべての人に捧げる感涙作!

➇佐川光晴『大きくなる日』

四人家族の横山家の歩みを中心に、人の心の成長を描く九つの物語。子供も、親も、保育士さんも、先生も、互いに誰かを育てている。子供に関わるすべての人に贈る感動作。

➈瀬尾まいこ『あと少し、もう少し』

ちぎれそうな身体だって、おれの走りをするんだ。
頼りない顧問のもと、寄せ集めのメンバーがぶつかり合いながら挑む中学最後の駅伝大会。襷(たすき)が繫いだ想いに、溢れる涙が止まらない傑作青春小説。
陸上部の名物顧問が転勤となり、代わりにやってきたのは頼りない美術教師。部長の桝井は、中学最後の駅伝大会に向けてメンバーを募り練習をはじめるが……。元いじめられっ子の設楽、不良の太田、頼みを断れないジロー、プライドの高い渡部、後輩の俊介。寄せ集めの6人は県大会出場を目指して、襷をつなぐ。あと少し、もう少し、みんなと走りたい。涙が止まらない、傑作青春小説。

➉森絵都『あしたのことば』

言葉は新しい未来へつながるー。直木賞作家・森絵都が〈言葉〉をテーマに綴った8つの物語。光村図書小学校教科書「国語6」掲載の「帰り道」も収録。作家生活30周年を迎えるにあたり、9人の人気イラストレーターとの豪華コラボレーションが実現!

⑪小川洋子 『偶然の祝福』

・失踪者たちの王国
・盗作
・キリコさんの失敗
・エーデルワイス
・涙腺水晶結石症
・時計工場
・蘇生
の7編からなる短編小説集です。息をつめてずっと願えば、きっと小さな奇跡がやってくる愛と再生の物語。

⑫朝井リョウ『世界地図の下書き』

「青葉おひさまの家」で暮らす子どもたち。
夏祭り、運動会、クリスマス。そして迎える、大切な人との別れ。
さよならの日に向けて、4人の小学生が計画した「作戦」とは……?
著者渾身の最新長編小説。
直木賞受賞後第一作!

⑬宮下奈都『つぼみ』

話題作『スコーレ№4』の主人公麻子の妹・紗英、叔母・和歌子、父の元恋人・美奈子。それぞれがひたむきに花と向き合い葛藤するスピンオフ三編。(「手を挙げて」「まだまだ、」「あのひとの娘」)弟の晴彦は、高校を中退し勤めた会社もすぐに辞めて、アルバイトを転々とした後大検を受け、やっぱり働くと宣言して、いつもふらふらひらひらしている。不器用な弟と振り回される姉。そんな二人には、離婚した両親がまったく違って見えていた。(「晴れた日に生まれたこども」)どこかへ向かおうともがいている若き主人公たちの、みずみずしい世界のはじまり。凜としてたおやかに、6つのこれからの物語。

⑭椰月 美智子『14歳の水平線』

ーだれにでも忘れられないたった一度の「14歳の夏」がある―。
中二病を、自分でも自覚している加奈太は、家でも学校でもなにかと
イラついてしまう日々を過ごしていた。
そんな中、夏休みに、父親の故郷の島で、中2男子限定のキャンプに参加することになる。
初対面6人の共同生活は普段の生活とは違うことばかりだった。
一方、シングルファザーである父親の征人は、思春期の加奈太の気持ちをうまくつかめず
すれ違う日々になやんでいた。
加奈太と共にやって来た島では、たちまち30年前の日々に引き戻されてゆく。
自分自身の父親を亡くした、あの暑い夏へと―。
14歳の息子と、かつて14歳だった父親。

⑮寺地はるな『水を縫う』

【第9回河合隼雄物語賞受賞作品】
松岡清澄、高校一年生。一歳の頃に父と母が離婚し、祖母と、市役所勤めの母と、結婚を控えた姉の水青との四人暮らし。
学校で手芸好きをからかわれ、周囲から浮いている清澄は、かわいいものや華やかな場が苦手な姉のため、ウェディングドレスを手作りすると宣言するが――「みなも」
いつまでも父親になれない夫と離婚し、必死に生きてきたけれど、息子の清澄は扱いづらくなるばかり。そんな時、母が教えてくれた、子育てに大切な「失敗する権利」とは――「愛の泉」ほか全六章。
世の中の〈普通〉を踏み越えていく、清々しい家族小説。

 
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