【2021年度入試洛星中前期】入試状況と差のついた問題(算数)

こちらは2021年度洛星前期の統計資料です。
前年との比較は次の通りです。
<人数・倍率> 2020年度 ⇒ 2021年度
志願者数(合計) 468 ⇒ 409(59減)
志願者数(4科受験)372 ⇒ 305(67減)
志願者数(3科受験)96 ⇒ 104(8増)
受験者数(合計) 448 ⇒ 396(52減)
受験者数(4科受験)364 ⇒ 298(66減)
受験者数(3科受験)84 ⇒ 98(14増)
合格者数(合計) 264 ⇒ 254(10減)
合格者数(4科受験)218 ⇒ 198(20減)
合格者数(3科受験)46 ⇒ 56(10増)
実質倍率(4科受験)1.67 ⇒ 1.51
実質倍率(3科受験)1.83 ⇒ 1.75
※4科受験生の減少数がとても大きく、実質倍率が1.51倍まで落ちてきました。4科受験生は京都の生徒が多いと思われます。学校がやや不便な場所にあり、その影響との見方もありますが、男子受験生が高槻中などに流れていると思われます。根底にあるのはシンプルに「共学」人気で、同じような大学合格実績であれば「共学」の方がいいと考える小学生が多いのでしょう。それでも地元での洛星の人気は根強いものがあります。第一志望の生徒にとってはラッキーな状況だと言えるでしょう。
<受験者平均> 2020年度 ⇒ 2021年度
国語 66.8 ⇒ 70.7
算数 78.2 ⇒ 68.5
理科 64.2 ⇒ 71.1
社会 78.8 ⇒ 74.2
※国語は2年前が難しかったため、その反動で2年連続易化しました。算数は昨年度が易しかったため、難化しました。理科は昨年が難しかったため、今年度は易化しました。社会は昨年がかなり易しかったため、少し調整したようです。毎年、昨年、一昨年の入試状況を加味し問題作成をしている様子が伺えます。
※配点的にはやはり4科が有利な学校です。特に国語が難しい年度は、3科生は苦戦します。4科生に比べ、国語の比率が上がるからです。3科生にとって洛星を選択するかしないかの判断のポイントは国語です。国語が自分に合うかどうかを見極めてください。
<合格最低点>
278.2/440 ⇒ 271.8/440(正答率61.77)
※近年は洛星の入試問題はかなり解きやすくなり、合格最低点の正答率も6割を超えております。古めの過去問を解くときは、受験者平均や合格最低点をよく確認してください。随分それらが低い年もあります。頻出単元は変わっておりませんので、過去問を解いてマイナスはありませんが、難度が全然違うのでびっくりするかもしれません。落ち着いて対応しましょう。
<入試問題> ※初めに修正あり






【1】計算
・必ず合わせなければなりません。
【2】(1)ニュートン算(2)回転体
・ともに頻出単元で、易しめの設定です。落とせない問題です。
【3】(1)狂った時計(2)平面図形の求積
・(1)はすんなり解ける問題ではありませんが、決して難しいわけではなりません。わかることを積み上げていくと答えにたどり着きます。差がついた問題だと思われます。
・(2)は比がわかれば難しくありません。解けなければならない問題です。
【4】速さ
・比を絡めた超頻出の単元ですが、近年、速さの問題が易しめの設定です。(1)(2)は必須で、(3)は差がついたと思われます。
【5】平面図形
・洛星お得意のタイプの問題です。タイルの通れない領域の面積を求める問題です。(ア)(ウ)は必須で(イ)(エ)で差がついたと思われます。細かな部分を具体化しなければなりませんが、超難問というわけではありません。
【6】規則性+数の性質
・(1)(2)は一度は解いたことのあるタイプの問題です。(1)は必須で、(2)まで解き切れるかが勝負の分かれ目だと思われます。(3)は合否にあまり関係のない問題でした。
<解答・解説>





洛星の過去問は、直近3年分を直前用においておいて、新しい年度から取り組むのがいいでしょう。余力に応じて古いものにさかのぼり、難度の高い年度にもチャレンジしていきましょう。頻出単元は同じですから対策として効果は上がります。
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