【2021年度入試神戸女学院中】入試状況と差のついた問題(算数)

こちらは2021年度神戸女学院中学部入試結果です。

2020年度と比較してみましょう。

 

2020年度 ⇒ 2021年度

志願者数   240名 ⇒ 272名

受験者数   240名 ⇒ 265名

合格者数   153名 ⇒ 154名

合格最高点  375点 ⇒ 386点

合格最低点  249点 ⇒ 286点

入試倍率   1.57倍 ⇒ 1.72倍

 

2021年度は、受験者はやや増え、入試倍率が上がり、合格最低点も例年よりも高めでした。

合格最低点が高めであったのは、算数が例年よりも易しめであったからだと思われます。

算数の問題は次の通りです。

【問題】

大問1から大問6までの6題構成で、計算問題はありません。解答用紙には、式、考え方を書かせる形式で、毎年、よく練られた問題が出題されます。神戸女学院の問題作成能力はとても高く、絶妙に難度を上げてきます。問題の質がとても高いと思います。

【解答・解説】

【1】数の性質

神戸女学院にしては、標準的な出題です。よって落とすことのできない問題です。

【2】通過算

すれ違いと追い越しですから、2台の列車の速さの和と差の比が糸口になります。決して易しい問題と言うわけにはいきませんが、神戸女学院志望の生徒であれば、解けなければならない問題です。

【3】食塩水

作業を伴うものですので、解くためにはていねいさが必要です。この問題も易しい訳ではありませんが、神戸女学院志望の生徒は合わせなければなりません。

【4】ニュートン算

窓口の作業能力を比にして考える必要があります。付け加わる人数も考慮し、消去算として解くと解きやすいでしょう。【2】【3】同様、易しくはありませんが、合わせなければならない問題です。

【5】立体図形(水槽)

水位のグラフから直方体の形状を特定します。糸口を見つけるのが難しく、差のついた問題だと思われます。

【6】平面図形(求積)

相似三角形を糸口に解く問題です。(1)は差のつく問題で、(2)はかなりの難問ですから、できなくても問題ありません。(2)は難問ですが、非常によく練られた問題です。神戸女学院にこのような問題を作成される先生がいらっしゃるのはすばらしいです。きっとこのような先生方が、神戸女学院の質の高い教育をを実現されているのでしょう。さすが神戸女学院!とうれしくなる1問です。

 

神戸女学院対策は、5年生の段階から、過去問もしくは過去問の類題でトレーニングした方がいいでしょう。神戸女学院のひねりは1クセありますから、早い段階から神戸女学院の質感に慣れていきましょう!

 

 

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